フットワークは軽く、スピーディ且つ丁寧な対応でお客様満足度の高い山本多聞先生に、事務所の特徴や今後の社会保険労務士業界についてなどインタビューさせていただいた。
保有資格
特定社会保険労務士
RSTトレーナー(建設)
宅地建物取引主任士
出版執筆
日本実業出版社「企業実務」
ナツメ社「ひとりで学べる社労士・労働関係/社会保険関係」(共著)
東京都社会保険労務士会 会報
株式会社メディアワイ「myES HR/PR」人事業務支援ソフト(監修)
メディア掲載、セミナー講演実績多数
先生が社会保険労務士を志した理由は?
私が大学に通っていた頃に、ちょうど就職氷河期になりました。将来に対して、漠然と不安が襲ってきて、それまでは終身雇用、年功序列の世の中でしたが、働くことについて学ばないといけないなと強く感じるようになりました。その頃、就職活動に合わせて資格の勉強をしようとしていた時に目に止まったのが社会保険労務士でした。人に関わる仕事で、私は人を動かす側、サポートする側にまわりたいということを元々感じていたので、社労士の仕事がピッタリだと思いました。
東京人事労務ファクトリーの特徴って?
当事務所のスタッフは、私ともう1人いるのですが、2人とも比較的若くフットワークが軽いとお客さまから評判をいただいています。
連絡手段もいろいろあり、LINEやfacebook、チャットツールなどお客様に合わせた手段を駆使しています。連絡いただければこちらから伺いますし、当事務所に来ていただいても大丈夫です。ベンチャー企業ですと早さが命ですので、フットワーク軽く、速やかに対応できるようにしています。
対応エリアは関東一円です。渋谷区が場所柄1番多いですが、それ以外にも豊島区や港区、神奈川、埼玉などの隣県からもお問合せいただいています。
現在注力している事業は3つありまして、1つ目は、人事労務に関するトラブル解決です。退職や残業をテーマにした自社のオウンドメディアを複数運営しており、それをご覧になった方からお問い合わせいただくことが多いです。従業員トラブルでお困りの会社様の問題解決に力を入れてやっています。
2つ目は、一般的な社会保険、労働保険の手続きです。これから会社を立ち上げる方やこれまで会社を立ち上げていたものの保険に入っていなかった方から新規で依頼いただくことが多いです。
3つ目は助成金の申請代行です。この3つの事業を軸にやっております。
相談にこられた方に対しては、結論を押し付けないことを大事にしています。お客さんによって求める結論は違います。法律論でそれを片づけることは簡単ですが、少しでもお客さんの希望を叶えてあげるためにもフレキシブルな発想でアドバイスすることを心掛けております。
今後の社会保険労務士業界とその中での先生の展望について教えてください。
社会保険労務士業界は、電子申請化により、手続きがどんどん簡単になり、役所と会社の距離が縮まり、手続き業務のウェイトが少なくなっていくと思います。これまでの業務に固執していると仕事がなくなると思いますので、別の方にウェイトをシフトさせていく必要があります。
社労士の仕事の中でも、人と人が直接コミュニケーションをとるような仕事は今後もなくなりません。そこは機械では代替できない部分なので、今まで培ってきた経験や当事務所の強みを活かし、知恵や知識を広めて、多くの会社の役に立っていけたらなと思っています。