やまだ社会保険労務士事務所 社会保険労務士 山田 隆司 | 先生の選び方|弁護士・行政書士・税理士・社労士・司法書士の先生がおすすめする先生

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所有資格
特定社会保険労務士

著書
ダイバーシティマネジメントの実践
知ってトクする!転職・退職・独立失業生活完全対応 入門編
泣き寝入りしない!ための労使トラブル対処法

メディア掲載多数

「困った」を「良かった」とすることをコンセプトに労務管理におけるプライマリケアサービスを提供しているやまだ社会保険労務士事務所の所長山田先生に事務所の特徴や今後の業界、展望についてインタビューさせていただいた。

-先生が社会保険労務士を志した理由は?

27年くらい前に、病院で勤務していました。そこは資格社会なので、いろいろ意見を言ってもなかなか相手にしてもらえませんでした。資格社会の中で戦うには資格を持たないといけないなと考え、調べているうちに社会保険労務士という仕事を知り、独学で勉強をして取得するに至りました。

-やまだ社会保険労務士事務所の特徴って?

開業当初から続けている労使紛争解決の実績は他の事務所よりも圧倒的に多いことは強みです。
また、社会保険労務士の枠にとらわれず、その会社の良さにクローズアップして新しい営業方針やアイデアや企画を考えることも大変ご好評いただいています。
我々の仕事は、お客さんの職場環境を改善することですので、自分たちの職場環境を最高にすることにもかなり気を遣っています。
相談に来られる方で、楽しい気持ちの人は1人もいません。「困った」「どうしよう」「不安」そんな気持ちの人が多いです。事業主も従業員もみなさん同じです。人を採用することは楽しいことじゃないの?という質問も受けますが、事業主からしてみると、いつまで続けてくれるだろう、ちゃんとやってくれるかな、ずっと続けてくれるだろうかなどいろんな不安があります。
お客様の「困った」を「良かった」にをコンセプトにしていますので、その気持ちを汲み取り、しっかりと受け止めて、困っている人が、笑顔になって相談してよかったですと言って帰ってもらえるように心がけています。

-今後の社会保険労務士業界とその中での先生の展望について教えてください。

今働き方改革の法案が国会審議中ですが、それに伴い労働事情は変わっていくと思います。そこで私たち社会保険労務士のニーズが高まってくることは間違いないと思います。
ただ、手続きというものが政府の発信で紙での申請をやめるという動きになってきています。近々、社会保険労務士からまず紙での申請は受け付けないということが決まっていますので、IT化をしていかなければなりません。当事務所ではすでに電子申請を始めていますが、それに対応できない事務所は自然と淘汰されていくと思います。
現在、社会保険労務士の試験は難化傾向にありまして、一昨年が2.6%、昨年が4.4%と合格率が非常に低くなっています。そんな状況の中で受験生も減ってきてしまっています。仲間が増えないことは、業界の行く末を考えるととても心配なところです。
そこで社会保険労務士に限らず、すべての士業を細分化した方がいいと思っています。社会保険労務士で言うと、現在社会保険労務士と特定社会保険労務士の2区分ですが、それを4区分くらいにも分けてもいいのではと思っています。事業としてできなくてもアシストはできるくらいの一定の知識を持っている初級ランクなどがあり、それを名刺にも書けることで人事総務にも配属しやすくなります。そういうところから始めて、入口を広げることで、職業のステージを変えて、資格の中でのキャリアパスを作っていかなければと思っています。その結果、社会保険労務士以外の他の士業も活性化し、人数も増えてくると思います。このままですとやはり少子高齢化が進んでいますので、引退する先生が増え、新たに資格を取得される先生が減っていってしまいます。
今機能している社会保険労務士会は以前と比べて会員に対するサービスはとても充実していて、社会保険労務士になって3年くらいの先生に研修を12回やるという制度もあります。そこで一定の知識を共有して全体を底上げしていくことによって業界全体のクオリティを上げていき、社会保険労務士に任せておけば安心と思ってもらえるようにすることが必要です。
今後の展望として、やりたいことが3つあります。
私は現在ある病院で役所とタイアップして末期のがん患者さんの就労支援に関与させていただいています。末期のがん患者さんですと、仕事をクビにされてしまったり、すでに会社を辞めさせられていたり、再就職をしたいけど雇ってくれないといった問題があります。行政が関与している障害者の支援施設のように、就労支援できるところを民間活力で作ってしまおうと考えました。都道府県にその仕組みを作りたいというのが1つ目の展望です。
2つ目は、資格の勉強をしている人たちをもっと増やしたいです。学生時代に勉強していなくても、社会人になってから勉強したくなる人も多いと思います。そんなときにちょっと勉強する施設があったらいいなと考えました。勉強できる施設っていろいろあると思いますが、私が考えているのが漫画喫茶にならって、資格喫茶です。漫画喫茶の漫画のように、資格の本が全部あり、そこで1時間いくらで、24時間いつでも勉強できるという空間を作りたいです。私が受験時代に欲しかったのはそういった環境ですからね。勉強したい気持ちをアシストしたいです。
3つ目はすでに動き出していますが、これまで仕事を通じて、労働災害がひどいところをたくさん見てきました。特に建設業は労働災害が多いので安全大会ですとか安全講和を毎月やっています。その中で我々が関与していることころはまだいいのですが、関与していないところは労働災害がひどく、小規模な企業ほど起きています。社会保険労務士が契約できない事業所さんも分け隔てなくすごく安価な金額で情報を伝達できる組織が作りたいということで、2018年2月22日に創立します。災害をゼロにしようとの思いから、「ゼロ災推進協会」という名前になりました。いろんなお客さまに理事になっていただき、公共性のある団体にしていこうと考え、いろいろな大手の会社さんにも賛同いただいています。現在は、AEDの使用レクチャーが予定されています。人間のダミー人形を使って人工呼吸訓練などもみなさんに参加していただいて、実体験していただくなど、今後もいろんなことを企画していきたいなと考えています。

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