創業から事業承継まで長期的な視野を持って経営を支えていきたいと考えている伊藤先生。相談がしやすいお人柄に加えて、事務所の雰囲気にもこだわっています。
そんな先生に事務所の特徴や今後についてなどインタビューさせていただいた。
資格
公認会計士
税理士
表彰等
2013年11月 日商簿記検定1級(第135回)首席合格
2014年6月 日商簿記検定最優秀成績表彰
先生が公認会計士になったきっかけは?
高校三年生の時に、会計士事務所で職業体験をして、会計士の仕事に魅力を感じたことがきっかけです。高校から大学はエスカレーター式に進学ができたので、その時から会計士の勉強を始めました。
大学進学後は会計士の資格を取得するため専門学校とのダブルスクールを選び、勉強に明け暮れる多忙な日々を過ごしました。大学では故平松一夫先生のゼミに所属していました。平松先生は会計学分野の発展に尽力した第一人者です。そのため門下生や会計学者の諸先輩方と交流する機会があり、たくさんの刺激を得ました。
資格の勉強が忙しく一般的な大学生活を過ごすことはできませんでしたが、一貫して会計士になる目標に向けて頑張ることが出来ましたね。
さすてな経営会計事務所の特徴って?
当事務所は、創業支援と相続税対策に注力しています。
創業支援では、資金調達や創業融資を受けるために事業計画書を作成し、お客様をサポートいたします。お客様の中には会計士や税理士には相談しづらいと感じている方もいると思います。私は業界の中では若手になるので、20代や30代の方も相談しやすいと感じていただけると思っています。各世代の方々と丁寧にコミュニケーションを取り、まずは信頼関係を築いてから業務に入らせていただきます。
また当事務所は、経営者様やオーナー様の相続税や資産税のサポートも行うことが出来ます。前職は相続税を専門とする大手事務所で、全国でも圧倒的な相続依頼件数を獲得していました。そのため豊富な経験と当時のノウハウを元に相続税対策を行うことができます。相続税は税理士でも扱いに慣れていないケースが多く、税理士の先生からも依頼を受けることがあります。また、前職時は顧問税理士を長年雇っているお客様が大勢いらっしゃったのですが、相続税の相談に関しては、外部に依頼されているという実状を目の当たりにして、私はすべてを任せていただける顧問になりたいと考えるようになりました。創業支援から成長戦略、そして事業承継まで長期的にサポートを任せていただき、安心して次世代に繋ぐことが当事務所の目標です。
「さすてな経営会計事務所」という屋号は、「サステナブル(持続可能)な未来を共創したい」と考え名付けました。”持続”を表現する「メビウスの輪」をモチーフに、サステナブルなサポートを実現したいという想いが込められています。お客様と共に大切な事業を未来永続的に持続させて、社会的インパクトを与えられるような事業を世の中に広めていきたいと思います。
会計業務では、クラウド会計ソフト「freee」を採用することにより事務作業を極力効率化した上で、優先すべき時間(対話・戦略立案など)を確保しています。
今後の税務会計業界についてと先生の展望を教えてください。
会計士業界は業務の自動化が進み、お客様からは高度なプロフェッショナル業務が求められています。そのため付加価値のある仕事に時間を費やすことが重要だと思っています。また、生み出した時間で自身の強みを活かした戦略を熟考しなければいけません。それがもしできなければ今後は淘汰される時代になるかもしれません。
当事務所はプロフェッショナルな業務を生み出すため、会計業務は「freee」を用いて効率化を高めています。そして創業支援や相続税対策など、お客様との対話に時間を割き、親身なサポートを行っていきます。もしベテランの先生に相談しづらいのであれば、ぜひ当事務所で話をお聞かせください。カフェで打ち合わせするような感覚で訪れていただければと思います。お客様との距離感を大切にしながら、創業から成長そして承継まで、各タイミングに合わせたサポートを行っていきます。