アンパサンド税理士事務所 税理士 山田 典正 | 先生の選び方|弁護士・行政書士・税理士・社労士・司法書士の先生がおすすめする先生

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上場企業、上場子会社、上場準備中の会社、業界では名の知れた歴史ある企業などの顧問も担当し、幅広い分野で業務を行っている山田先生。『お客様の過去と未来を紡ぐ』を理念として、日々業務にあたっています。そんな先生に事務所の特徴や今後の業界、採用についてなどインタビューさせていただいた。

―先生が税理士を志したきっかけは?

私は大学時代本当にほぼ勉強もせず、ただサークル活動やアルバイトに明け暮れていました。その中で人間関係について学ぶこともありましたし、音楽活動にも精を出していたので、それなりに有意義な大学生活は送っていましたが、本当に勉強はしなかったです(笑)
そのため、就職活動もせず気が付いたら大学の卒業を迎えていました。最初は漠然と音楽関係の仕事に就きたいと思っていましたが、いざ大学を卒業する段階になると、覚悟やモチベーション含めて自分に音楽は向いていないなと思い、人生をどうするか考えた時に母親に相談するタイミングがありました。
実はそのころの自分の人生観で、死ぬまでに自分がどんな人たちと関わることができたか、その関わった人たちにどんな影響を与えることができたか、で自分の人生の価値が決まると思っており、それが人生の判断軸となっていました。税理士でもある母親から、税理士は顧問という形で中小企業の経営者から大切な相談を受ける立場であり、その範囲は仕事だけでなく子供・家族・人生まで幅広い範囲で相談を受ける仕事であるという話を聞きました。一人ひとりと深い付き合いをしていくことでその方々の人生に関われたらこんなに意義のある仕事はないと思い、その時の母親の姿を目指して勉強を始めました。
一度きりの人生ですから自分の納得する形で仕事をしていきたいという想いが強く、最初から独立するつもりで税理士は目指しました。この時の想いが今でも自分の中で大きな糧になっていると思います。

―アンパサンド税理士事務所の特徴を教えてください。

当社では、大手上場企業の顧問から、中小同族企業やスタートアップの企業まで顧問を担当しており、税金対策、税務調査対策や事業承継、組織再編などのスキーム提案、補助金や資金調達のための事業計画の策定まで、幅広い分野で業務を行っております。その一つ一つの業務レベルを業界最高水準まで持っていくことを目標に日々業務にあたっています。
税務業務では、一部上場企業やIPOの準備中で、来期上場するような会社様も担当しています。中規模の法人としては、年商数10億から100億円程度のところが多いのですが、この規模の会社様は事業活動も活発で新規事業立ち上げや、場合によっては企業買収、子会社を設立してグループ企業を作っていくお客様も多いです。この規模になるとどうしても組織戦略も活発となり、税務的な視点からのアドバイスや提案が求められますが、ここが対応できる税理士は少ないと自負しております。当事務所では、この規模のお客様こそが1番の得意分野であり、高い専門性を持ちながら提案型のサービスを提供しています。
さらにスタートアップ企業や創業時の支援も行っています。創業期においては、検討すべき税務論点というのは限定的であり、求められるのは、融資や資金繰り、補助金、事業戦略などコンサルティングの要素が強いです。資金面はもちろんのこと、お客様のビジネスモデルや自社の強み、ターゲット、どうアプローチするかを一緒に考えて、事業計画に落としこみます。さらに、私のつながりの中で、お客様にとってプラスになるようなつながりがあれば積極的にご紹介しています。
当事務所は、創業期から上場準備、上場後の企業まで対応できますし、さらには事業承継を迎えた企業を支援することもできます。いわゆる企業の成長サイクルである、幼年期、成長期、成熟期、衰退期まで、すべてのフェーズで支援ができる税理士事務所はかなり少ないと自負しています。
また、私は、法律は武器であると考えています。税理士として高い税法知識を備えることで、上場企業などの高いコンプライアンスにも対応できるとともに、逆にグレーな分野については踏み込んで積極的な提案をすることもできます。業務自体は色々な業務を行っておりますので、税務以外の分野でのコンサルティングやアドバイスも行いつつ、ただ税務に関しては税理士はやはり法律家なので、法律を武器に高い専門性でサービスをすべきであると思っています。

―今後の税理士業界についてとその中での先生の展望を教えてください。

AIの登場により税理士業界は衰退していくのではというイメージを持たれている方がけっこう多いと伺っております。特に大学生やこの業界以外の方ほどそういうイメージを持っているのかなと思います。そのためか、この業界に入ってくる人がどんどん減ってきているのですが、私は逆にこれからの時代だからこそ、この業界の重要性というのはもっともっと高まっていくと思っています。
税務判断は法律や通達、判例に基づいて行われますが、そこでカバーできている分野というのは本当に一般的な事例に留まります。実務ではグレーな分野が大半であり、さらには驚くべきことですが税務当局でも間違った判断をしていることは往々にしてあります。税務調査でも担当する調査官によって結論が大きく異なるというのは日常茶飯事です。このように答えがない千差万別の実務を、AIがどこまでカバーできるでしょうか。
世間で言われるいわゆるただの記帳代行という仕事はいずれなくなっていくかもしれませんが、税理士の本分である税務のみにフォーカスして考えても、税理士の仕事はまず無くならないと考えています。
また、仮に税務が全てAIでカバーされたとしても、そのためには処理に必要な情報をどこかから集める必要があります。すべての情報がそろっている場合、決まったルールに基づいて処理するのはAIでもそこまで難しくないと思いますが、税理士の仕事で1番難しいのは、必要な情報を集めることです。お客様にお願いしても資料が中々揃わないこともあります。そういう人には伝え方を変えて再度お願いをしたり、社長は忙しいため返信がこないということもしばしばありますので、時間をおいてリマインドの連絡をするなどしています。さらに言うと、お客様の性格や特性に合わせて伝え方を変えることもあります。1度にたくさんの情報を伝えてしまうと、面倒くさくなって見てくれないお客様もいますので、必要な情報を集めるために、お客様に対してどう質問すべきか、という部分まで工夫することもあります。
逆に、AIが発達していくことで、集めた情報に基づいた処理はどんどん効率的にできるようになりますので、逆に我々の実務はどんどん楽になっていき、税理士業界の生産性はどんどん上がっていくと思います。ただ、お客様がAIを使えるかと言うと、使えない方が大半だと思います。税務や会計はそれだけ難しいです。AIがどれだけ発達したとしても、日本の複雑怪奇な税実務において経営者や一般の人が直接使うとなると、膨大な量の質問に答えなければならないなど、全く実用的ではないものができあがるのではないでしょうか。そこで、AIを使うためにどうフォローしていくか、いわゆる通訳のような役割を果たす税理士の重要性が今後は益々高まっていくと思います。AIやシステムを駆使してどんどん生産性を上げていく人たちがいる中で、システムが上手く使えない人たちも多く、そのギャップがどんどん開いていってしまうことで、このギャップを埋める役割を我々税理士が果たせると思っています。
今後の目標としては、特に現時点で大きな事務所に絶対にしたいということはありませんが、結果としてその方がいいと判断した場合には事務所を拡大して行きます。事務所を大きくできるかどうかは、志や想いを共にする仲間が集まってくれるかどうか、そこに尽きますので、共感してくれる仲間にはどんどん集まって欲しいです。
目標の1つとして、サービスのレベル、質に関して、税理士業界でも一目置かれる事務所を目指しています。当事務所で一人前になれたら、税理士業界で他のどの事務所に行ったとしても活躍できる、そんな人材を育成していきたいです。当事務所が養成所のようなイメージで、現場で色々なことを学んでいただき、独立を選択する方については独立支援もやっていきたいと思っています。その際は、お客様をそのまま引き継いで担当して頂くことも構わないと思っていますが、ただ独立して関係が終わるのではなくナレッジやノウハウを共有することで、当社を母体とするグループ事務所のような存在を作り上げていくことが最も大きな長期目標です。 高い志を持ち、忍耐力があり、努力でき、事務所を共に盛り上げてくれる、そんな人が集まってくれたらとても嬉しいです。

―次に求職者に向けてのインタビューになります。まず、どんな職場環境ですか。

現在税理士が私を含めて3名在籍しています。全員が税理士法人で部下を持ち、責任者という立場で中小同族企業から上場企業まで対応し、相続、事業承継、事業再生、組織再編、連結納税などのコンサルティング業務についても、経験してきました。
スタッフは1名で、パートが2名の計6名と事務所の規模としてはまだまだ小さいのですが、法人のお客様は60から70社くらいいます。その内3、4割程度が年商で10億前後かそれ以上の比較的規模の大きなお客様やそのグループ企業を現状税理士3名ですべて対応しています。個人確定申告も20名ほどのお客様がいますが、確定申告業務は職員を疲弊させますので積極的には受けておらず、海外財産を所有する資産家の方などの比較的専門性の高い案件が多いのも特徴的です。
上場企業、上場子会社、上場準備中の会社、業界では名の知れた歴史ある企業などを顧問しており、税金対策、税務調査対策や事業承継、組織再編などの相談を受けます。スタートアップの会社であれば、銀行の融資や補助金、資金繰りや事業戦略についての相談を受けています。そういった様々な企業の訪問に同行していただいて、私の間近で一緒に経験して、どんどん学んでいただける環境です。
コンサルティング的な要素で言うと、小規模な会社様に関しては、ほぼ100%事業計画を作っています。『過去と未来を紡ぐ』というワードを理念にしているように、管理会計を意識した会計処理を普段から行っており、過去の実績に基づいてよりリアルな事業計画を策定します。また、売上計画については売上状況を常に聞くことで将来の見込みをある程度組み立てられるようになり、どうしても予測がつきにくい業種に関しては損益分岐点になるような売上の目標値を立てることで基準となる資料を作成しています。中には、具体的なKPIの設定とモニタリングをすることで、会計や財務のみならず営業会議のような役割を担っているお客様もいます。ここまでをサービスにしている税理士事務所はほとんどないと自負しておりますし、実際にお客さんにはかなり喜んでいただけています。そんなことも経験して成長できる環境です。

―どういった人材を求めていますか。

求める人物像は、真面目で誠実で、嘘をつかない方です。最近は「公明正大」という言葉を覚えて、弊社を象徴する言葉として使っています。「公明正大」は、自分の心の中の声が外に漏れてしまったとしても恥ずかしくないような行動・生き方ができているか、とも解釈できると私は思っています。自分に嘘をつかずに、仕事をきちんと完結させることができ、解らないことやできないことはハッキリと言える人に来てほしいですね。
また、私たちの仕事ではITを絶対に使っていかなければなりませんので、ITに抵抗のない人がいいです。これは言い換えると変化を恐れない人とも言えると思います。今まで自分がやってきたやり方を変えたくないという人はけっこう多いと思います。変化はもちろん大変なことなので、それを好んでというのは難しい面もあるかもしれませんが、変わっていかなければならないというところをきちんと理解してくれて、前向きに変わっていってくれる人がいいですね。
私たちの業界は、出てくる情報が会社によって様々です。100社あったら100通りの情報があります。その情報を汲み取って必要な処理をしなければなりません。この資料はどういう資料なのだろう、この情報はどういう情報なのだろうということがイメージできるかどうかがすごく大事です。難しい能力ではありますが、ある意味ビジネスマンで1番必要な能力はイメージ力なので、そこは鍛えていけたらなと思っています。
また、イメージ力が豊かな人は相手の立場や環境を想像し、考えて対応することができます。自分の将来、事務所の立場、お客様のことは当然として、ひいては社会に目を向けて行って欲しいです。自らのサービスが社会に必要なサービスであるかどうか、社会に必要であるサービスは自ずと社会に必要とされ、どの会社に行っても必要とされる人物になれると思います。

―最後に求職者の方へメッセージをお願いします。

税理士は今後なくなるかもしれないという情報が出ていたりはするのですが、私はむしろ重要性が認識される業界だと思っています。
経営者という立場の人には、税務や会計をわかりやすく伝えてあげる通訳みたいな役割がどうしても必要ですし、経営者はすごく大変なので、経営者の大変さをわかってあげられる、相談相手になってあげられる税理士の存在はとても重要です。
また、税理士に特別こだわる必要はないと思っていて、コンサルティング方面で一緒にやっていきたいと思ってくれる方も重要な役割なので歓迎します。ただ、当事務所は税務が基盤になるので、数字は絶対に取り扱います。その数字を強みとして、コンサルティングに活かしていけるような仕事や経験がしたい人は是非来てください。もちろんそれをやるためにはたくさんの経験と知識を積まないとできないので、努力を惜しまぬ姿勢で一緒に仕事ができたらなと思っています。
人を幸せにするにはまず自分が幸せでないと絶対に人のことを幸せにすることはできないと思っています。なので、まずは自分が幸せになり、次にお客様を幸せにする。その次に、社会貢献する。このステージを踏んでいきたいと思っています。そのために明確に社会に貢献できるような仕組みもこれからどんどん作っていきたいと考えています。当事務所で働くことを誇りに思ってもらえるようなそんな事務所にしたいと思っていますので、共感いただける方は是非来てください。

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