海外のホテルでの勤務経験がある大野先生。その経験も踏まえ、ビザの新規取得や更新・変更、その後のサポートまでお客様のニーズに合わせて対応されています。そんな先生に事務所の特徴や今後についてなどインタビューさせていただいた。
先生が行政書士になったきっかけは?
以前は海外のホテルで働いていたのですが、その際に、現地採用のビザ問題について常に頭を抱えていました。そんな経験もあり、ビザ申請に関わる仕事をしたいと思っていた中で、行政書士という資格があればできることを知りました。これからどんどん日本で働く外国人が増えていく中で、ビザ申請のお手伝いをしたいと考え、行政書士を目指すことにしました。
行政書士事務所 CO-Nexionの特徴って?
当事務所はビザ申請に特化しており、書類の作成から入国管理局への提出までしっかりとサポートさせていただきます。私自身が外国人として海外で働いていたので、日本に来てから困る点や、どういったところに気を付けなければならないのか自身の経験をもとにお話できるのは他の事務所にはない強みだと思っています。
また、ただ単にビザを取得して終わりではなく、その方が実際に日本に来てから安心して生活できるよう、各種手続きや日常生活における法律相談などしっかりとしたアフターフォローも心がけています。
ビザを取得された方は日本に来て働くだけでなく、日本に住むわけですから、例えば、知人から中古車を譲り受けるといったことがあった際に、車両登録の手続きや駐車場の用意などそういったサポートもしていきたいと考えています。
面談に関しましても、サインをもらったりなど直接お会いする必要がある場合を除き、お客様のご要望に合わせて、ZOOMやLINE、SNSを活用して柔軟に対応しています。日本語をうまく話すことができない方も、日本語の他、英語・中国語に対応していますので、安心してご相談ください。
今後の行政書士業界についてと先生の展望を教えてください。
現在国の方で電子化を進めようという動きになっているので、簡単に調べてできる手続きを行政書士として受けるということは減っていくと思います。ビザの申請に関しても、調べると法務省のHPに掲載はされているのですが、プラスαで必要な書類については書いていないものがあります。また、HP上に記載されている言語は主に日本語なので、仮にネットで翻訳したとしても正確にその内容を把握することは難しいと思います。そういったところのサポートや日常生活における法律相談など、簡単に調べてできる業務以外はある程度残っていくと思っています。
今後に関しては、ビザ申請を引き続きメインとしつつ、やっていきたいことは2つあります。
1つ目は、元々インバウンド業界、ホテル業界で働いていたので、その業界に関連する申請や補助金、外国人雇用のサポートを積極的にやっていきたいです。
2つ目は、来日した外国人に対して、法律相談などのサービスにより力を入れていきたいです。
ビザの取得がゴールではなく、そこを入り口として、別のご相談につなげていくことが今後の目標ですね。